人によって求める空間は違います。当事務所では打ち合わせを重ねながら理想の形をすまい手と一緒に追求していきます。その際に重要なツールとして模型を用います。図面だけでは伝わらない空間の広がりや雰囲気をお互いに「共有」することが重要です。建てた後で後悔してほしくないのはもちろんですが、私自身が模型を作りながら考えるので必要不可欠なプロセスといえます。
ここでは模型によるスタディの一例として「くじらのいえ」を取り上げます。
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↑1stプレゼンの提案資料です。本例は敷地内の1mの段差をどう考えるかがポイントでした。お施主様から「スキップフロアに興味がある」とお伺いしていましたので段差を肯定的に捉えて計画をまとめています。
案の変遷
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完成写真
ご紹介したのは設計監理業務の一部にしかすぎません。この後の見積・予算調整、現場監理を経てようやく完成します。