久留米の家


敷地は周囲を全て道路に囲まれた三角形の中洲状の土地です。朝夕の交通量も激しく、主要な南側道路から1mほど土地が下がっています。プランとしては各室を敷地の外周に沿わせるように配置し、その中心に中庭を設けています。各室が緩やかに連続しながらぐるっと一周できる回遊式の平屋です。周辺道路に対しては必要最低限の窓を設けるのみとし、プライバシーの確保と車の騒音に配慮しています。
中庭は不整形な敷地形状から変形したものとなりましたが、そのおかげで各部屋から見える景色は変化に富んだものとなりました。家全体をぐるぐる回れるワンルームの構成は小さなお子様にとって格好の遊び場になっているようです。
この住まいの要である中庭については特に慎重に検討を重ねていきました。「明るい/暗い」「広い/狭い」などの空間に抱く印象は人それぞれです。模型を段階的に大きくしながら都度ご夫婦にも確認していただき、実際の明るさ感や圧迫感、室内からの見え方等を一緒に検討してもらいながらじっくりと設計を進めていきました。

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