■とんねるはうす
あるイベントのためにほぼ一日でプレゼンまで仕上げた案です。買い手も決まっていない実際の変形敷地に「私ならこんな住宅を設計します」的な一方的なアプローチで提案した住宅。そのためかなり遊び心のある住宅になっていると思います。
敷地は間口が長く奥行きが極端に狭い形をしています。奥に立派な竹林のある別の敷地があったのですが接道状況から考えて建物が立つことは無いと思われました。
「レンガ風タイルの門とポリカーボネイト製のカーポート」があたりまえのように連続する典型的な住宅街。。。お世辞にも決して美しいとは思えません。ここでは駐車スペースをかねて意図的に「抜け(トンネル)」をつくりだすことで建物を愛嬌のあるユニークな形としています。
トンネル越しに見える竹林、視線の抜けによりささやかな公共性をもった表情を見せる住宅になりました。
プレゼンテーション(一部)